本日は、東京オリンピック最終選考レースの名古屋ウィメンズマラソンとびわ湖毎日マラソンが雨の中実施されました。両方を2画面でテレビ観戦しましたが、名古屋の一山選手の走りには感動しました。
名古屋はスタートから雨で、コンディションとしては大阪より悪くなってしまったので、記録は厳しいかな?と思っていました。ところが、ペースメーカーの方がこの天候でもしっかり走ってくれたのが凄くて、拍手贈りたいです。
有力選手が次々ついていけなくなる中、一山選手、安藤選手、佐藤選手が先頭集団についていきましたが、30km手前から一山選手のスパートが素晴らしく、一気にアフリカの一流選手も引き離したのが、自分でレースを作りにいって、記録出したのが素晴らしく感動しました。そのままゴールし、優勝だけでなく、2時間20分29秒の日本歴代4位の記録だったのだから、松田選手も諦めついたでしょう。本番もアフリカ選手に勝ちに行けるのではないかと期待の持てる走りに拍手です。
一山選手はMGCでも前半引っ張っていった積極性があり、今日本で一番強いと思っていますので、代表に相応しいと思いました。
本番でも一番期待持てます!
安徳選手が後半盛り返し、2位になったのも特筆ものですね。また、頑張ってもらいたいです。
びわ湖毎日マラソンは、作田選手が2時間8分59秒と記録的によかったです。大迫選手の日本記録にこの悪天候の中で挑戦するには力不足でしたね。しかし、新しい選手が男子も出てきたので、今後に期待を持てる結果になったかと思います。
最後に、選考レースは一発にはできにくいので、ゴルフのように過去2年のポイントなどで、その時に強い選手を派遣できる仕組みは考えられませんかね?この1ヶ月半、松田選手は精神的に辛かったと思いました。